(まさかこんな事になろうとは…)


セブでホリエモン祭に行ってきた

というわけで、シャルガオ島からセブへ戻った次の日に行ってきた、ホリエモン祭の感想をば。


会場となったフィリピン、セブのマクタン島にある英会話学校「QQ Englishシーフロント校」は、私が2年前に1ヵ月間行っていた母校のひとつ。

2年ぶりに来た。
外には屋台。


そして中を通って、ここが会場。
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天気に恵まれて気持ちのいい快晴。

影のはずれのソファ席を見ると、ホリエモンやゲストの著名人の方たちも。


久々に見るQQ創始者の頼光さんや、ネットで見た事あるセブの起業家の方、マニラ遠征陣、どこか見た事あるブロガー系の人たちもチラホラ。



3時頃からスタート。

最初はセブの英会話学校のオーナーさん達が登壇し、パネルディスカッション。

私の母校のひとつのクロスロードのオーナー岡本琢磨さんも登壇されているので、まじめに聞く。

それぞれ、異なった特色のあるセブの英会話学校のオーナーさん達。

英語学習、フィリピンあるある、セブの可能性、これからますますセブが盛り上がっていくという話とか。



マグロ解体ショーもやっててお刺身もらった。

豚の丸焼きレチョンと世界のソースの試食。


日が暮れて暗くなってきた。


ず〜まだんけ の2人によるけん玉ショー。
世界中でけん玉かっけえ!ってなってるらしい。

ホリエモンも技に一発で成功。
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それから、ホリエモンと著名人によるトークショー。(たぶんこれがメイン)

堀江貴文×藤岡頼光(QQ English)

堀江貴文×前田祐二(SHOWROOM)
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堀江貴文×家入一真(CAMPFIRE)

ツイッターとか本とかで触れているホリエモンの考え方をリアルタイムで生で聴いて、刺激を受けた。

特にテーマは決まっておらず、適当に気分でしゃべって、たどり着いた話題を掘り下げていく方式。面白い。


トークの内容はブログとかに書くなと言っていた気がするので内容以外のことを言うと、とりあえずショールームの前田裕二がイケメン。

ただのイケメンだと思ってたら、起業しようとしている人の甘い考えに対して厳しい意見をビシバシ言ってるのを聞いて、イメージとのギャップが。

ふんわりした雰囲気に反して、すごいまっすぐで真面目な人なんだなと。

ホリエモン祭以降この人に興味を持って、本読んだり過去のインタビューを読んだり、ショールームも試しに使ってみたりしている。

最近は深夜過ぎの変な時間から明け方まで前田さんが配信して弾き語りしたりうだうだやったりしてるので、ついつい最後まで付き合ってしまって、巻き込み寝不足である。




その後は、日本人のセブのNPO団体の出し物。

フィリピン一大祭のシヌログ祭の踊り。
子供たちが本当にみんなめっちゃいい笑顔でかわいいの。
こういう民族舞踊的なの見るの好き。
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また別の団体の、オーケストラ。
募金の援助で日本へも演奏しに行ったらしい。
日本の曲とか、美女と野獣の曲とか、聞き入った。

両方、スラム出身の子供たちらしい。

要は、スラム出身の子供たちが日本人の支援を受けて頑張っている成果をステージで発表して、その活動を知ってもらい、応援したくなったら彼らの活動の継続のために募金してください、という内容。



フィリピンは、貧乏な家に生まれた子は教育費をかけられないため学校に行けず、一生貧乏から抜け出せない人口がかなり多い。

英語が喋られる人は海外へ出稼ぎに行く人も多いが、教育を受ける機会が得られず英語も喋ることが出来なければ、ずっと生まれた地域で生活していくしかない。

似たような境遇の人しか周りにいないため、その環境が普通だと思っていて、脱する方法もわからない。

そもそも、日本人から見たら明らかに貧乏でも、本人たちは日本人が想像するほど自分の環境を不幸だとは思っていない場合も多い。

南国で、しっかりした家がなければ凍え死ぬということもないし、バナナとか食料は安く手に入るし。(食料も買えず物乞いで生活している人もいるが)


こうして、少しお金を持った日本人から募金を集めて、たまたま近くにいたスラム出身のごく一部の子供たちの生活を変える活動は、言ってしまえばキリがないし、全体を見ればわずかな変化だろう。

でもこうやってNGO団体を立ち上げて一生懸命活動している日本人の方たちがいて、彼らの人生に可能性を増やし、希望ややる気を持たせられているのなら、何か大きな変化にも繋がっていくのだろう。と願う。



私がフィリピンに来てゲストハウスに住んでいた時期なんかは、起業家やボランティアで来ている人がよく来て、フィリピンの状況を改善するには何が必要なのか、そもそも本当の問題はどこにあるのか、よく話していた事を思い出した。

このような議論をしていると必ず、この国の問題は教育が足りていないことだ、という話しになるが、一周回って、そもそもフィリピン人はこのままでいいと思っているからこのままなのだ、という結論に至る。

変化を求めていない人を外野が"助ける"も何もない。


私は単純に、近くにいる人が困っていたら出来る範囲で助けてあげるのは人として普通の事だと思うが、大きな視点で考えると、この国のために日本人が何をするべきなのか、する必要がないのか、正解は分からない。 

私が出来ることは、身近な困った人を自分の出来る範囲で助ける事くらいだろうか。 



貧困の格差が大きいという事は、逆にそこそこ立派な暮らしをしているフィリピン人も全体の何割かはいるし、友達として付き合っているフィリピン人の中には私なんかよりもよっぽど頭の良い人たちもいるが、彼らは自分の国のスラムに住む人たちに対し、また、わざわざ他国から来て貧困層を"助けようとする"人たちを、どのように考えているのだろうか。

こんなことを、久々に考えた。




かなり脱線した。
ホリエモン祭に戻る。



それからホリエモンの誕生日を祝うという事で、まさかのみんなのアイドルジョリビーが登場!
(フィリピンのファストフードチェーン店のキャラクター)

いつものキレキレダンスを披露。


空には次々と花火が。

ファイヤーショーも。

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ライブもかっこいい。

ボーカリストNIKKさんと、ギタリストLさん from RAYZ。

そして、あちこちから吹き出してくる泡!

やばい、これ楽しい!

頭や肩に泡がボタボタ積もって、頭から流れ落ちてくる泡で目も見えなくなる。

泡フェスがこんなに楽しいものだとは…

ライブと泡と同時進行の花火。

天地がすごいことになっている…。



ホリエモン祭わたし的総括。

泡フェス楽しかった(*゚▽゚*) 



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浮かれてステージ真ん前で泡でびしょ濡れになった私は、満足して会場を後にしたのだった。



(ホリエモン祭って何だったっけ?) 








あゆみ


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