ビガンへの行き方、朝の街歩き篇
落ち着いた大人な雰囲気の、一人旅にぴったりな旅先。
立地のせいか、そこまでメジャーな観光地ではないけれど、私がマニラで働く事が決まった時から、フィリピンにいる間に必ず行こうと決めていた、念願の場所。それがビガン。
フィリピンでありながら、スペインの様な街並み。
なぜかと言うと、フィリピンは過去、16世紀から300年以上もの間、スペインの植民地だったから。
その後、第二次世界大戦末期に日本軍の支配下に置かれたが、現地フィリピン人女性と結婚した日本軍のリーダー達の愛によってこの歴史のある街並みが破壊されず残ったという、何ともフィリピン人の好きそうな歴史が残っているらしい。(Wikipedia「ビガン歴史都市」参照)
そんなビガンの旧市街地は、「ビガン歴史都市」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
そして空港から、PARTAS社のバスターミナルへ移動。(空港からバスターミナルのある市内へは、無料シャトルバスが出ているらしい。)
そして ラオアグからビガンまではバスで。(約2時間)(165ペソ~)
詳しくは、こちらのサイトさんにまとめられています。▼
立地のせいか、そこまでメジャーな観光地ではないけれど、私がマニラで働く事が決まった時から、フィリピンにいる間に必ず行こうと決めていた、念願の場所。それがビガン。
ビガンってどんなところ?
フィリピンの首都マニラから、バスで8時間~10時間ほど北上した、ルソン島の南イロコス州にある町。フィリピンでありながら、スペインの様な街並み。
なぜかと言うと、フィリピンは過去、16世紀から300年以上もの間、スペインの植民地だったから。
その後、第二次世界大戦末期に日本軍の支配下に置かれたが、現地フィリピン人女性と結婚した日本軍のリーダー達の愛によってこの歴史のある街並みが破壊されず残ったという、何ともフィリピン人の好きそうな歴史が残っているらしい。(Wikipedia「ビガン歴史都市」参照)
そんなビガンの旧市街地は、「ビガン歴史都市」としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されている。
ビガンへの行き方
マニラからビガンへは、 バスか飛行機で行くことが出来る。飛行機での行き方
マニラから、ラオアグ(LAO)まで飛行機で。(約1時間)そして空港から、PARTAS社のバスターミナルへ移動。(空港からバスターミナルのある市内へは、無料シャトルバスが出ているらしい。)
そして ラオアグからビガンまではバスで。(約2時間)(165ペソ~)
詳しくは、こちらのサイトさんにまとめられています。▼
フィリピンウォーカーさんのサイト
雨の日とか、渋滞している時は少し長めに10時間くらいかかったりする。
チケットは約800ペソ。
途中2箇所くらい、止まって水や食料を買える休憩時間がある。
バスは時間により、普通のバスと、たまに全席デラックスシートのバスがある。
私が行った時は、行きはデラックス、帰りは普通のバスを利用したけれど、結構な長旅なので、足を伸ばせない普通のシートだとかなり足が痛くなった。
バス会社もいくつかあるけれど、私はパサイのマニラ空港の近くのPARTAS社のバスを利用。
▼パサイPARTASバスターミナル
到着するのはここ。観光地区までは、トライシクルですぐ。
▼ビガンPARTASバスターミナル
バスでの行き方
マニラの、 パサイかクバオのバスターミナルから、バスで8時間~10時間。雨の日とか、渋滞している時は少し長めに10時間くらいかかったりする。
チケットは約800ペソ。
途中2箇所くらい、止まって水や食料を買える休憩時間がある。
バスは時間により、普通のバスと、たまに全席デラックスシートのバスがある。
私が行った時は、行きはデラックス、帰りは普通のバスを利用したけれど、結構な長旅なので、足を伸ばせない普通のシートだとかなり足が痛くなった。
バス会社もいくつかあるけれど、私はパサイのマニラ空港の近くのPARTAS社のバスを利用。
▼パサイPARTASバスターミナル
到着するのはここ。観光地区までは、トライシクルですぐ。
▼ビガンPARTASバスターミナル
時間が限られてる方、短気な方には、バスより飛行機がおすすめ。
私がバスでビガンへ行った時の体験談。バスの時刻表など、なかなか詳細な情報が出てこないので、出発前日にパサイのPARTASに朝一のバスの出発時刻の確認に電話してみた。
しかし、明日にならないとわからない、たぶん10時くらい、との回答。
7時とかもっと早朝に出たかったのに仕方ない…と思いつつ、当日9時半頃にバスターミナルへ。
(今思うと、別のバス会社にあたれば早い便もあったかも)
しかし、返ってくるバスがまだ着かないらしく10時のバスがキャンセルで、11時に出ると言われ、チケットだけ買って待合室で待つ。
待合室は、みんなテレビの前に固まって真剣にバスケ観戦してて和やか。
そして11時の15分前くらいになり、まだバスが見えないので、まだバス来ないの?と受付に聞いてみたら、バスが早く着いたから数分前にもう出たと…。そ、そう言えばさっきシラっと出ていったバスがあったけど、そんな事って…。
さっきアナウンスしたよ、と言われても、ここ外国人なんてめったに使わないからかアナウンスがタガログ語で、全然気づかなかったし…。
次の便は13時と言われ、いや、それは困る!私の予定が!と多少ごねたら、お姉さんが仕方ないわねぇって、途中の中継地点でビガン行きのバスに乗り換えられるように、途中まで経路が一緒の、この後すぐに出るバスに乗せてくれた。
そして無事に乗り換えて、何とかビガンへ辿り着けましたとさ。
フィリピン人のこういう融通の利くところは好きよ…。
バスを降りた、PARTASのビガンバスターターミナルから宿までは歩ける距離なので、歩いて向かった。
街の中心の方へ行かないと、この辺りはレストラン等は全くない。
泊まった宿は、まぁまぁな安宿。
一応光るプールがある。
部屋は、10人部屋ドミトリーなのに今日1人だった。悲しい。快適だけど。友達出来ない…。
しかし、明日にならないとわからない、たぶん10時くらい、との回答。
7時とかもっと早朝に出たかったのに仕方ない…と思いつつ、当日9時半頃にバスターミナルへ。
(今思うと、別のバス会社にあたれば早い便もあったかも)
しかし、返ってくるバスがまだ着かないらしく10時のバスがキャンセルで、11時に出ると言われ、チケットだけ買って待合室で待つ。
待合室は、みんなテレビの前に固まって真剣にバスケ観戦してて和やか。
そして11時の15分前くらいになり、まだバスが見えないので、まだバス来ないの?と受付に聞いてみたら、バスが早く着いたから数分前にもう出たと…。そ、そう言えばさっきシラっと出ていったバスがあったけど、そんな事って…。
さっきアナウンスしたよ、と言われても、ここ外国人なんてめったに使わないからかアナウンスがタガログ語で、全然気づかなかったし…。
次の便は13時と言われ、いや、それは困る!私の予定が!と多少ごねたら、お姉さんが仕方ないわねぇって、途中の中継地点でビガン行きのバスに乗り換えられるように、途中まで経路が一緒の、この後すぐに出るバスに乗せてくれた。
そして無事に乗り換えて、何とかビガンへ辿り着けましたとさ。
フィリピン人のこういう融通の利くところは好きよ…。
ビガンに行ってみた話
到着したのは、夜9時頃。バスを降りた、PARTASのビガンバスターターミナルから宿までは歩ける距離なので、歩いて向かった。
街の中心の方へ行かないと、この辺りはレストラン等は全くない。
泊まった宿は、まぁまぁな安宿。
一応光るプールがある。
部屋は、10人部屋ドミトリーなのに今日1人だった。悲しい。快適だけど。友達出来ない…。
ちなみに、土曜の朝にマニラを出発して夜にビガンへ到着、日曜に1日観光し、夜に夜行バスで帰るというスケジュール。
フロントで明日の午後のバスのスケジュール聞いたら、夜7時半、8時、9時しかないと。
となると、世界遺産のちょっと離れた協会に途中で寄るのが難しそうだからもう一泊するかな~と考えつつ、まぁ適当になりゆきに任せよう、ということで。
どうせそれも昨日みたいに急にキャンセルになったりするかもだし。
明日のスケジュールも今日の夜にならなきゃわからないと言うし。
まぁいい、ゆっくりしよう。
夕飯食べ損ねたけれど、周りにレストランもないし、長旅で疲れたし、お腹空く前にさっさと寝て、明日早く起きて早く観光行く作戦。
次の日。観光日和ないい天気。
まずはとにかく、写真で見た、あのスペイン風の街並みを観に行かねば!
クリソロゴ通り(ビガンヘリテージビレッジ)
という事で、一番のお目当ての、世界遺産、ビガン歴史都市へ。夕飯を食べ損ねたので、何食べようかな〜と考えつつ、とりあえず街の方へ。
歩いて行けなくもないけれど、そこそこ距離あるのでトゥクトゥクを使ってショートカット。
何となく街並みがお洒落になってきたな~と思っていると、目の前に馬車が。
そしてその向こうに待っていたのは、まさに、スペインかのような街並み。
こんなフィリピンがあるなんて…。
暑い昼間は人も少なく、落ち着いたのどかな街並み。
穏やかな道を歩き、馬車が近づいてくると、「パカッパカッ」と蹄の音がするのですぐにわかる。
中心の通りをしばらく北へ向かい歩いて行くと、駐馬車場?が。
ビガン大聖堂(セントポール・メトロポリタン・カテドラル)
そのまま北へ行くと、立派なクリーム色の大聖堂が。中にはお祈りに来るたくさんの現地の人。
その横にある時計台もお洒落。
大聖堂の正面には、噴水。
ここが、夜になると噴水ショーが行われる場所。
カラフルな、地域の名前のモニュメント。
そこからさらに北の方にも協会があるようなので、トゥクトゥクで向かう。
そこからさらに北の方にも協会があるようなので、トゥクトゥクで向かう。
ヌエストラ・セニョーラ教会(バンタイ協会)
そしてたどり着いたのがここ。ビガンの隣の町、バンタイにある協会。
バロック様式・ゴシック様式が融合されたお洒落な建物。
ここにあるマリア像はイロコス地方で最も古いものらしく、この協会は女性の協会とも呼ばれているとかトゥクトゥクドライバーが言っていた。(ネットで調べてもその情報がなかったので曖昧)
しかし本当にいい天気。暑い…。
その横にあるのは、ベルタワー。
階段を登って、ベルタワーの丘からヌエストラ・セニョーラ教会を見下ろす。
のどか〜な町。
本当は朝一でこのカフェに来たけれどまだ閉まっていて(10:30開店と書いてあった)、その後他の店もうろついてみたけれどなかなかいい店が見つからず、ご飯を食べ損ねていた。
ビガンは、思ったよりもカフェやレストランの数は限られている。
お洒落な店内。壁には、昔のものと思われるビガンの写真が。
のどか〜な町。
カフェでひとやすみ(Coffee Break Vigan)
さて、またトゥクトゥクでビガンの中心地へ戻り、カフェで一休み。本当は朝一でこのカフェに来たけれどまだ閉まっていて(10:30開店と書いてあった)、その後他の店もうろついてみたけれどなかなかいい店が見つからず、ご飯を食べ損ねていた。
ビガンは、思ったよりもカフェやレストランの数は限られている。
お洒落な店内。壁には、昔のものと思われるビガンの写真が。
ここで、スマホを充電しながらWi-Fi使って、のんびりここまでの写真整理と、ビガンの情報収集、この後の計画を立てる。
ロフトが座敷みたいになってて、しかも貸切。Wi-Fiも電源もあって快適。
料理も普通に美味しい。
ブルゴス博物館
カフェを出て、トリップアドバイザーに載っていた博物館へ行ってみたけれど、お昼休み中で断念。
昔使われていた家具やら何やらが展示されているらしい。
植物園(ハイデンガーデン)
その後、同じくトリップアドバイザーで見つけた、秘密の庭 "Hidden garden" へ。観光地化しているので、この中にちょっとしたマッサージのコーナーがあって、私はここでこの植物達を眺めながら20分のマッサージを受けて帰った。
途中から、隣でマッサージ師達とワイワイ喋ってるフィリピン人がいる…と思ってたら、私のトゥクトゥクのドライバーだった。笑
陶芸工房(パグブルナヤン)
謎の植物園からビガンへ戻る途中、トゥクトゥクドライバーに教えてもらって寄った陶芸工房。あちこちに大量のツボが置いてある。
陶芸体験も出来るよう。
どうするんだろうこの大量のツボ…。長い時間をかけて増え続けてるんだろうな…。
そしてビガンへ戻り、そのまま同じトゥクトゥクで、ちょっと離れた所にある世界遺産のサンタマリアチャーチへ連れてってもらう事に。
そこも、フィリピン人の友達に教えてもらって今回必ず行こうと思っていた場所。
夕方にビガンへ戻ってきて、夜のビガンの街並みを観て、今夜発のバスで明日の朝マニラへ戻るという計画にした。
ビガンから教会まで、トゥクトゥクだと高いし、その教会はマニラへ帰るバスの通り道だから、帰りに途中下車しようかとも考えてたけど、バスのスケジュールが曖昧でちゃんと乗れるか不安だし、この方が安心と考えて。
1000ペソはちょっと高いよなぁと思ったけど…。
今まで、フィリピンの田舎の観光地で、ぼったくってんじゃないかと思って疑ってかかったら全然そんな事なくて後からごめんってなる事が何度かあったから、観光地では観光客らしく多少ぼったくられてもいいくらいなつもりでいる。
自分がそのくらいお金を払う価値があると思えば。
さて、到着した教会の話は次の記事へ。
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